「住まい探し」と「認知症介護」
介護の一部は、介護のプロにお任せ。
(この記事のブログ№4286)「親の介護を他人に任せる」ことに何と無く後ろめたさを感じてしまう・・そんな方もいらっしゃいますが、ご両親を病院に預けたからと言って、もちろん介護放棄したわけではないと思います。人それぞれの介護があり、人生の数だけ介護法があり、我が家流を模索するのも大切です。介護する家族の日常は過酷で孤独に陥りがちです。だからこそ、介護の一部を介護のプロにお任せしたと捉えてみては、いかがでしょうか・・。
家族しかできない事。
親は寂しいものです、安心感が大切です。愛情を注いだ情緒的なサポートをしてあげると、なにより親はうれしそうです。。家族が病院に会いに来てくれて、笑顔見せてあげることもだけでも、帰途きっと十分に気持は伝わろと思います。在宅介護でのストレスを抱えては、笑顔になれないのも無理はありません。家族以外のスタッフの方の新たな息吹でリフレッシュして、気分転換も必要です。
施設の近くに住む。
近況を報告したり、昔話をしたり、親への感謝の気持が自然によみがえる。なるべくなら、少しでも多く会いに行きたい、そのために、いっそ施設の近くに住んでしまうのはどうでしょうか。
良心的な施設の選び方
利用者・入居者のご家族やボランティアの方など、多様な人が出入がある施設は、結果的に良い施設になるのではないでしょうか・・。最近、虐待などのニュースが報じられますが、「様々な人目」があれば、事件も起きづらいように思います。職員だけでなくボランティアの方々が歌や習字など自分の特技を生かし、利用者・入居者を楽しませている施設も好印象です。近所の住民が庭作業を手伝ってくれる認知症の高齢者が暮らすグループホームもあるそうです。
人のためにも。
家族の介護を終えた方が、その経験を生かして働いたり、ボランティア活動をとおして人に伝えたりする事は、これからに時代、ますます求められています。自分の親の介護の経験が、他の人の親の介護の役に立てる、そんな時代に来ています。状況はひとそれぞれでも、「心」は分かち合いたい、だれも置き去りにしない「幸齢」(コウレイ)社会の担い手として。
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