住宅を購入時の諸費用
(この記事のブログ№7538)
住宅を購入するときは、物件の代金以外に諸費用が発生します。
中古で5~10%程度が目安となります。
1. 売買契約時にかかる諸費用
不動産会社に仲介を依頼して購入する際の仲介手数料、売買契約書を交わす時の印紙税が必要です。
1-1. 仲介手数料
取引価格×3%+60,000円
1-2. 印紙税
物件の「売買契約書」に貼る印紙代。10,000円
2. 住宅ローン借り入れ時にかかる諸費用
2-1. ローン保証料
借り入れするために保証会社の保証が必要な時、保証会社に支払うお金です。
融資時に一括支払い、金利に上乗せして支払い、無料など金融機関によって異なります。
2-2. 事務手数料
ローンを利用する時に金融機関に支払うお金となります。
※30,000~100,000円前後が一般的です。
2-3. 印紙税
住宅ローンを借りる時の「金銭消費貸借契約書」に貼る印紙
※例:1,000万円超5,000万円以下の場合、20,000円
2-4. 団体信用生命保険料
借入期間中に死亡、高度障害になった場合に、本人に代わって生命保険会社がローン残金を支払うための保険です。
金利に含まれている金融機関もあります。
2-5. 火災保険料、地震保険料
購入した物件に対して保険加入が必要なときに支払うお金です。
補償内容や保険期間などにより金額は変わります。
3. 登記手続き時にかかる諸費用
登記とは、購入した土地や建物の所有者住所・氏名を登記簿に記載する手続きのことです。
住宅ローンを借りる場合は、物件がその担保になっていることを示す抵当権設定登記も行います。
3-1. 登録免許税
登記手続きの際に必要となる税金。金額は課税標準額となる固定資産税評価額に税率をかけたものになり、
軽減税率も設定されています。
3-2. 司法書士報酬
登記の手続きを司法書士に依頼した場合の報酬です。
※50,000~100,000円前後
4. 入居後にかかる諸費用
不動産取得税は一度のみ、固定資産税、都市計画税は毎年支払うことになるお金です。
4-1. 不動産取得税
土地・建物の取得をした場合に課税される税金です。
4-2. 固定資産税、都市計画税
固定資産税評価額から算出。
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