外地からの住居探し/コロナ水際対策措置
(この記事のブログ№5435)遠隔地からの住居探しのお問い合わせを多々いただいていたのでこのブログを始ました。近年は入国に際しコロナとの兼ね合いも配慮させていただいております。
(2021年12月5日)日本人の帰国は隔離、自宅等の待機の様です。詳しい内容はコチラおご参照ください。(引用元:外務省 海外安全ホームページ)
(2021年11月29日)帰国に際し、しばらくは注視が必要です。「新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」をめぐり、政府は全世界を対象に当面の間、外国人の新規入国を停止する方向で調整。現在、入国規制を強めている南アフリカなど9カ国に加え、感染が確認された14カ国・地域から帰国する日本人にもリスクに応じて厳格な隔離措置を実施すると説明した。いずれも30日午前0時から適用する。」
当初は、海外・外地(国内遠隔地)からの住居探しというテーマで書いたブログが、いつの間にかコロナ時代の海外からの住居探し関係のブログになってしまいました。(「コロナ時代の海外からの住居探し」はコチラから。)思えば、2020年の春ごろから隔離導入等が始まり、前例のない入国手順で、お客様も随分と困惑されていました。その時々で状況も変わりますので連絡を密にして対応させていただいております。今までの経験を以下のように都度、掲載させていただいております、出入国スケジュールなどのご参考にしていただければ幸いです。
(2021年10月)都内のハイヤー会社・株式会社ジェネット様から本ブログのリンクを依頼いただきましたので、ご紹介させていただきます。「弊社のハイヤーは外国語対応も可能でございますので、お車が必要な際はお気軽にお声がけくださいませ。」とのことです。【株式会社ジェネット・ハイヤー事業部】 ご帰国の際の移動手段としてタクシー・ハイヤーをお探しの際はご参考にしていただければ幸いです。尚、株式会社ジェネット様は、以下の厚生労働省のホームページに掲載されております。厚生労働省の「ホームページリンク掲載に関する基準を満たすハイヤー会社」
(2021年7月)先日ご入居されたお客様のスケジュール感です。6月~7月頃の出入国状況につきまして。PCR検査が陰性→6月末のJALの飛行機でアメリカを出発→翌日に羽田空港に到着。→羽田空港にて再度PCR検査→陰性ならば→強制隔離がなくなったので、ホテル等にて2週間の自主隔離。→何もなければ7月中旬に新居に入居可能。
(2021年4月26日)これからアメリカから日本に帰国されれて居住されるお客様にお部屋の賃貸契約書類を郵送させていただこうかと検討しました。ネット上で色々調べてみたのですが、はっきりしないので、郵便局でアメリカへの郵送状況を聞いてきました。3~4日程度で届くEMSというサービスが以前はありましたが、コロナ禍で今は実施していないとのこと。現時点では、定形郵便でしか送れなく、到着までに少なくとも1週間程度はかかる、悪くすると2週間程度かるかもしれません、とのことでした。また、書留、トレースは、出来ないそうです。リスクはありますが、郵送も検討可能かどうかお客様とメールで相談させていただきました。そもそも、アメリカから日本へのご返送は可能かどうか、お客様にご確認していただきましたところ、アメリカから日本宛に国際郵便を送ることは可能ですが、時間もかかり、紛失のリスクもあるとのことでした。色々考えて、やはり、電子契約を模索することにしました。
(2021年1月20日)アメリカ新大統領ジョー・バイデン就任でコロナ対策が功を奏してくれることを期待します。コロナ時代の海外・外地(国内遠隔地)からの住居探しのお手伝いを今後ともさせていただきたいと思います。
(2021年1月4日)昨年の春、コロナの影響で海外からの帰国後「自宅待機14日間」が騒がれ始めました。その頃にご帰国後のお部屋探しをお世話させていただいたお客様からメールをいただきました、ご紹介させていただきます。未曾有の出来事で手探りでのお部屋探し・契約の段取りでしたが、穏やかに生活されていらっしゃるようで、何よりです。
新年明けましておめでとうございます。お年賀いただき恐縮です。昨年内にもう一度ご挨拶にと思いながら、年が明けてしまいました。ご家族で良いお正月をお迎えになられましたでしょうか。昨年は大変お世話になりました。いつも家族で「ここに決めて良かったね」と話しております。稲吉社長のお陰であのような状況下でも、スムーズに入居、生活ができて本当に有難く思っております。改めてお礼申し上げます。観葉植物も少しずつ増えて、やっと家らしくなったような気がします。年末からはお天気も続き、朝少し暖房を入れるだけで十分暖かく穏やかなお正月を過ごすことができました。また数日中には緊急事態宣言が発令、という不安な日が続きますがどうぞお体にはお気をつけてお過ごしくださいませ。貴社の益々のご発展と皆様のご健康とご多幸をお祈りしております。本年もどうぞよろしくお願いいたします。【追伸】拙文が少しでもお役に立つのでしたら嬉しいです。海外からでも3Dで部屋の様子も、Google Mapで近所の様子も分かるのですが、その土地で子どもを育て、仕事をされてきた稲吉社長ならではの貴重なアドバイスがお部屋探しの方には何よりです。余談ですが、一時□□□近辺も考えていたのですが、引越してきた後、近辺を歩いて意外に道には勾配があり、歩くのがきつく同じ駅から500メートルでも随分違ってくることを実感しました。遠隔で何でも分かりそうでも実際歩いてみないと分からないことも多いですね。またいろいろと〇○○ご近所のことなど教えて頂けたら幸いです。奥様にもよろしくお伝えください。どうぞ良いお年を!
(2020年8月9日)「海外・外地(国内遠隔地)からの住居探しで内見なし・代理内見・代理契の場合の念書委任状の見本」を添付しました。
(2020年8月)直近で帰国されたお客様に以下のような段取りでご対応させていただきました。
全てのお客様に同じご対応ができるとは限りませんが、ご参考にしていただければ幸いです。
①建物写真・室内写真を撮影しました。写真を貼付させていただきますので、ご確認ください。
②連帯保証人様はどなたかお心当たりはいらっしゃいますでしょうか?
あるいは保証会社をご利用希望でしょうか?
(保証会社ご利用の場合は保証料がかかってしまいます。)
③お申し込み書・用紙を添付させていただきますのでご返信ください。
お申し込み書をいただいてから審査に進みます。
お申し込み書と一緒にパスポートの写しをお送りください。
(顔写真のページの見開き箇所+最終ページの居住地書き込み箇所となります。)
④火災保険にご加入ください。タリフを添付させていただきます。
⑤入居日=契約開始日は、〇月〇日で調整中ですが、結果は少しお待ちください。
⑥審査が通りましたら、契約書・重要事項説明書・契約金明細書のひな型をPDFで送りさせていただきます。
⑦月内に契約金のお振込みは可能でしょうか?
⑧月内に契約金のお振込みが難しければ、入居日=契約開始日=〇月〇日=契約日=契約金のお支払日=鍵渡し日という形で、〇月〇日にすべて決済することも検討、調整してみます。契約はの管理会社にご来店いただく形になります。
⑨押し迫っていますので、代理契約ではなく直接契約でお願いします。
このような段取りでお部屋探しを進めさせていただき、無事ご入居していただきました。
お客様のご帰国・ご入居までの緊張感・プレッシャーはお察するに、あまりあるほどでした。
PCR検査につきましては、経験者にお聞きした話ですので、あくまでも参考程度に留めておいていただきたいのですが、以前は空港到着後のPCR検査は3時間程度で結果が出ていたようです。しかし最近は変更になり、「成田空港着→PCR検査の実施」→「検疫所指定の宿泊施設で待機、待機中は部屋から出られない」。→「翌日、結果が陰性なら解放」→「車をチャーター」という流れになったそうです。随時変更があるかもしれないので、ご帰国される方におかれましては、空港などの検疫所にお問い合わせして直近の動向を各ご確認ください。
そもそも、海外・外地や遠隔地からの住居探しはコロナ前から大変でしたが、新型コロナの影響でお部屋探しも様変わりしています。
≪コロナ対策/外地(国内遠隔地)からの帰国住居探し≫
【1】先ず出国ができる時期をご確認ください。飛行機が発着できない国もあるようです。また国内は状況を考慮の上、移動時期をご検討ください。この時点で、めぼしい物件がありましたらお問い合わせください。
【2】次に入国後の内見委つきましては、自宅待機との兼ね合いになります。
①2週間自宅待機してから物件を探す。
②2週間自宅待機期間中に後述の『(その1)家族などに代理内見してもらう。(その2)内見なしで申し込む。(その3)インターネットでオンライン内見。』などの方法で物件をさがす、申し込む。
①の場合は御容態が判ってからのお申込みなので、通常のお部屋探しのパターンとなりますが、②の場合はお申し込みをしてもその後のご契約は御容態が関わってくると思います。お申し込み後のキャンセルもありうるかもしれません。つまり、お申し込みから最長2週間の保留状態がご契約いただくまで続くこともあり得ます。こうしたお申し込みを貸主がどのように判断するかか・・。全例がないので物件ごとで事例は異なってくるのではないでしょうか・・。事前の根回しのためにもお客様の状況を詳しく教えていただくことが必要になります。
【3】お子様がいらっしゃるご家庭は幼稚園・学校・中学校の入園・入学に際して新学期は後倒しになっていますが学期の途中からの通学となりますので、コロナ対策と並行してクラスにとけっこむためのケアが大切になると思います。
コロナに関する水際対策措置
入国禁止規制/2021年12月4日(土)夜のTBS報道
全世界からの外国人の新規入国 あすから原則停止へ 岸田首相
(2021年11月29日)帰国に際し日バラク注視が必要です。「新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」をめぐり、政府は全世界を対象に当面の間、外国人の新規入国を停止する方向で調整。現在、入国規制を強めている南アフリカなど9カ国に加え、感染が確認された14カ国・地域から帰国する日本人にもリスクに応じて厳格な隔離措置を実施すると説明した。いずれも30日午前0時から適用する。」(原題:コロナ時代の海外・外地(国内遠隔地)からの住居探し)
海外(遠隔地)からの住居探し
候補地の検討
働き方改革の影響でしょうか企業も人の移動を控えているようですが、それでも赴任先からの帰国の際のお部屋探しのお問い合わせは多いです。たまプラーザ・あざみ野は、特に学区の評判で候補地になるようです。交通関係としましては、たまプラーザ駅・あざみ野駅の田園都市線は、地下鉄半蔵門線へ乗り入れしています。そして半蔵門線は他線との連絡がとても多く、都内のオフィス街へのアクセスが良く、通勤に便利です。(ちなみに、たまプラーザ駅・あざみ野駅は急行停車駅です。)また、たまプラーザ駅からは成田・羽田空港への直行便が発着していますし、あざみ野駅からは、新幹線乗り換え駅の新横浜に一本で行けます。
めぼしい物件があるかどうか。
経験値から申し上げるのですが、外地からのお客様にとって、ご希望に近い物件、めぼしい物件は少ないのではないでしょうか。ご主人の通勤時間、お子様の通学、学区の件、買い物等生活施設、外地の広いお住まいでの所有物を収納可能な住居、ある程度の広さが必要など、条件は多岐になることが多いのではないでしょうか?また、「良いな!」と思った物件があっても、直ぐに見に行けるわけではないですし、直ぐにアクションを起こせるわけでもありません、ちょうど良いタイミングまで、帰国まで、物件が残っているかどうか・・。めぼしい物件が見つかるようにするには、「たまプラーザ・あざみ野」以外にも候補地として目を向けていただいた方が良いとおもいます。
物件探しは、いつからが良いか?
海外からの帰国に限ったことではありませんが、物件探しを始める時期は重要です。特に帰国の場合は、大きなポイントになります。帰国時期は決まっていて、それまでに住まいを探さなくてはいけない、期日が迫ってくれば、そのプレッシャーは相当です。お気持ちは、お察しします。早めに契約して、早く落ち着きたい、というお気持ちは痛いほど良くわかります。しかし、早く契約するということは、早く家賃が発生してしまうということです。この点の解説は、下記をご参照ください。
内見をどうするか?
一時帰国が可能な場合
一時帰国が可能の場合は、物件を内見してから契約となりますので、上記の家賃発生の時期がクリアーできれば、大筋は大丈夫です。「一時帰国前にどれだけ候補物件を集められるか。」が勝負です。一時帰国の前に早めにご希望条件をメール等お聞きかせください。物件情報をメール等でお知らせさせていただきます。一時帰国でお申込みをしていただければ、後は手順に沿ってお話を進めさせていただきます。尚、入居審査結果は、ある程度の日数がかかりますので、万一審査に通らない場合の対応もありますので、なるべく帰国滞在日数を長目に取っていただければありがたいです。審査日数については、管理会社や保証会社などによって異なりますが、早ければ翌日、一般的には数日ですが、長い場合は1週間くらいかかる場合もあります
一時帰国ができない場合
一時帰国ができない場合は、基本的には3通りあります。①【家族などに代理内見してもらう。】②【ご本人が外地から内見なしで申し込む。】②の補助的な手段として③【インターネットでオンライン内見する。】の3種類です。いずれの方法でも管理会社(契約の窓口)と貸主に事情を丁寧に話し込み、事前に ご納得頂く必要が必要がありますので、ご事情やご希望をざっくばらんにお知らせください。
(その①)家族などに代理内見してもらう。
【代理内見の場合】日本在住の両親、兄弟などの家族・親戚等に代理で内見してもらい、代理で申込み書を提出してもらう方法です。誰に代理人になっていただくかは、管理会社(契約の窓口)や貸主さんの承諾が必要ですので、交渉事項になります。代理の方は、なるべく身近な方がよろしです。肉親であれば、代理内見、代理契約も許可される場合があります。尚、「代理人の決定事項に異議を申しません。」というような内容の覚書(念書)をいただく場合もあります。内見だけならば、勤務先の上司や先輩が代理人という場合もあります。友人が代理人という場合は、その間柄がかなり密である必要があると思います。
(その②)内見なしで申し込む。
【内見無しの場合】不動産の取引において、一般的には、内見なしでお申込みすることはあり得ませんが、どうしても一時帰国、代理内見ができない場合は「内見なしでお申込み、帰国と同時に契約」という場合もあります。覚書(念書)などで「お申込みのキャンセルは不可」などの縛りが発生する場合もありますが、「内見していただき、ご納得の上でご契約」が前提ですので、「帰国→内見→契約に直行→入居」というパターンになります。帰国後の内見で「こんなはずではなかった・・」とならないように外地ご滞在中に室内写真などで事前に物件の詳細を確認していただきますが、念のためやはり実物を見てからの契約になります。見なければ分かり難いこと、「日当たり」、「天井高」などは事前にご質問ください、できるだけ詳しくお知らせいたします。尚、五感で感じることは、現地に行かなければわからないことなので、私が感じたことを正直にお知らせさせていただきます。ただし「臭気」に関しては、個人差もありますので、ご参考のレベルでご容赦ください。余談ですが、「臭気」に関しては下記の関連記事のような経験もありました。
海外・外地(国内遠隔地)からの住居探しで内見なし・代理内見・代理契の場合の念書委任状の見本
(その③)インターネットでオンライン内見。
【ネットで内見】『(その②)内見なし』の補助的な手段としまして、インターネットでオンライン内見も対応させていただきます。LINE「ビデオ通話」の使用が手軽です。尚、帰国・入国者に14日間の待機が要請されていますので、インターネットでオンライン内見は、コロナ対策にも有効と思います。(2020年4月5日現在)
「帰国住居探し」の注意点。
帰国後の住居は、社宅として「法人契約」の場合があります。物件探し・内見の手配などは、入居者様が行い、契約は法人が行う場合です。「法人契約」の場合は、定期借家契約(2年、3年等、借りていられる期間が限定される契約)の物件は、法人様の社宅規定として不可になっている場合が多いので、ご注意ください。支度として借り上げるためには、規定で普通賃貸借契約(更新が可能な契約)であることが必須の場合が多いです。また再契約型の定期借家契約(更新が可能な場合がある定期借家)も不可の場合が多いです。この場合は貸主さんに「法人契約」なので、再契約型の定期借家契約を普通賃貸借契約にしてください、とお願いできる場合があります。
尚、社宅として「法人契約」の場合は、賃料の上限、駐車場料金取り扱いなどの規定を事前によくお調べください。「駐車場料金が家賃に込みになっていれば、全額法人が負担、別々の契約は駐車場料金は個人負担」などいろいろな規定があるようですので、是非ご確認の上お知らせください。
可能性は低いと思いますが、万一、帰国が会社の決定で撤回になる場合もあり得るので、お申込みは、「辞令」が発令されてからが望ましいです。
契約開始日までに契約金の入金確認・火災保険加入が必要ですので、円滑な送金方法は事前にご検討しておいてください。
必用書類
基本的な必要書類は以下の通りとなります。何かと慌ただしいので、まずは、ご準備頂いていると円滑に手続きが進むと思います。
①契約者様の認印
※シャチハタは不可になります
②ご家族全員のパスポートのコピー
※パスポートの顔写真のページと住所記載のあるページの2ヶ所。
③所得証明
※ご勤務先発行の証明書・給与明細等の直近の3か月分など
④在籍証明(社員証など)
⑤クレジットカード
※契約当日に契約金とは別途に火災保険ご加入・お支払いただく場合があります。
⑥連帯保証人様
※緊急連絡先のみの場合もありますが、連帯保証人様必須の場合もまれにありますので、連帯保証人様のお心当たりは事前にお考えいただいておいと方がよいです。
お客様には、それぞれご希望、ご都合があると思います。また物件により貸主が異なりますので、全ての物件が同様の契約の仕方が可能になるわけではありません。案件ごとの個別の根回し・調整・交渉が必要ですので、お客様と連絡を密にしていただけるととても助かります!
帰国当日にご入居できれば、経費も抑えられますが、引っ越し荷物の片付けなど処理すべきことが沢山あります。余裕を見て少し早めに帰国が望ましいですね。ご入居までは帰省先として実家、あるいは一時的にビジネスホテル、ウィークリーマンションなどの利用もご検討されるのもいいと思います。
ご帰国後の区役所への転入届につきまして。
混雑する季節もありますので、下記をご参考にしていただければ幸いです。

関連した記事を読む
- 2023/03/20
- 2022/12/09
- 2022/05/14
- 2022/01/05