たまプラーザ団地の夏の風物詩「蝉(セミ)」
地面の穴ぼこからラスト・フライトまで、団地で毎年繰り返される夏の物語
(ブログ№4460)
通常、セミは夏の象徴とされていますが、種類によっては秋口まで活動を続けます。特に「ツクツクボウシ」は活動時期が遅く、暖かい年には秋になっても鳴き声を聞くことがあります。実際、たまプラーザ団地では、10月になっても元気に鳴くセミに出会うことがあります。
蝉の穴ぼこだらけ
6月も終わり、7月になり、夏の訪れとともに、たまプラーザ団地にもセミの季節がやってきます。
この時期になると、敷地内の地面はセミが地中から出てきた跡の小さな穴でいっぱいになります。「ミーン」「ジーッ」「ツクツクボーシ」――。あちこちから聞こえてくる鳴き声が、夏の到来を知らせてくれます。
たまプラーザ団地では、羽化したばかりの淡い緑色のセミを見かけることも珍しくありません。夜のうちに羽化し、朝には立派な成虫になっている姿を見ると、毎年のことながら生命の力強さを感じます。
たまプラーザ団地の階段では、悲鳴が!
一般的に、セミが苦手という方は少なくありません。特に女性の方からは、「セミだけはダメ!」という声をよく聞きます。
たまプラーザ団地の階段室は腰高の壁に囲まれているため、入り込んでしまったセミがなかなか外へ出られません。その結果、玄関ドアに「コツン、コツン」とぶつかる音が響き渡ります。
そして突然聞こえてくる、「キャー!」という悲鳴。
夏のたまプラーザ団地では、風物詩のひとつになっているのかもしれません。
蝉のラスト・フライト
夏の終わりが近づく頃になると、朝の階段室には、ひっくり返ってお腹を見せながら、かすかに足を動かしているセミを見かけることがあります。
そんなときは、そっと拾い上げて空に向かって放してやります。すると、最後の力を振り絞るように羽を震わせ、ふわりと飛び立っていきます。
しかし、その飛行は長くは続きません。遠くへ向かって飛んでいったかと思うと、徐々に高度を下げ、やがて見えなくなっていきます。
「あれが、このセミのラスト・フライトなのだろうな」
毎年繰り返される、たまプラーザ団地の小さな夏の物語です。
関連した記事を読む
- 2026/07/10
- 2026/07/10
- 2026/06/28
- 2026/06/27

クーパーズ不動産代表の稲吉靖彦(いなよし やすひこ)と申します。 たまプラーザに住み始めて30年以上、妻は40年以上、この街で暮らしています。娘も地元で育ちました。 2004年にクーパーズ不動産を開業し、以来、たまプラーザ・あざみ野を中心に、不動産の売買・賃貸・管理のお手伝いをしています。 夫婦二人で営む小さな不動産会社ですが、「大手にはできない細やかな対応」を心掛けています。 ■ なぜ地元で続けているのか 私はこの街が好きです。 駅前の便利さと、少し歩けば残る緑やゆとりのある街並み。 長く住んでいるうちに友人や知人も増えました。 クロス職人さん、畳屋さん、設計士さん、医師、弁護士さん、車屋さんなど、色々な分野の方とお知り合いになりました。 不動産の仕事は物件を紹介するだけではありません。 「この街で暮らす」ということをお手伝いする仕事だと思っています。 地元で暮らしているからこそ分かる情報や、長年培った人とのつながりを、お客様のお役に立てるよう心掛けています。 ■ 少し遠回りした人生です 大学卒業後は船会社に勤務し、経理や人事、採算管理などの仕事をしていました。 その後、一度会社を辞めました。 今風に言えば「リフレッシュ期間」ですが、当時はそんな格好良い言葉もなく、約2年間の充電期間です。 旅行をしたり、本を読んだり、将来について考えたり。 今振り返ると、その時間があったからこそ現在の自分があるような気がします。 その後、不動産業界に入り、オフィスビルの賃貸仲介、ビル・マンションの管理業務などを経験し、2004年に独立しました。 ■ 趣味はギターとDIY ギターを弾くことが好きです。 特に演奏だけでなく、弦高を調整したり、ネックの状態を見たり、少しずつ手を加えて弾きやすくする作業も好きです。 DIYも好きで、「どうすればもっと良くなるだろう」と考えながら工夫する時間を楽しんでいます。 不動産の仕事もどこか似ていて、「どうしたらこの物件の魅力が伝わるか」「どうしたら住みやすくなるか」を考えるのが好きなのかもしれません。 ■ 好きな食べ物 ラーメン、カレーライス、枝豆、モツ煮、そしてビール。 見事にプリン体が多いものばかりです。 おかげさまで少々痛風気味ですが、健康には気を付けながら楽しんでいます。 ■ 最後に 不動産会社は少し入りづらいと思われることがあります。 だからこそ、「相談しやすい街の不動産屋」でありたいと思っています。 売買でも賃貸でも、住み替えでも相続でも、「ちょっと聞いてみようかな」という段階からお気軽にご相談ください。 地元で暮らす一人として、できる限りお役に立てれば幸いです。