店舗出店の流れ
(この記事のブログ№5093.9257)
店舗を出店する場合、業種として開業できるかどうかが重要です。まず、業種が「用途地域」として可能かどうか判断します。
次に貸主の承諾が必要になります。
業種として出店可能かどうか模索する。
貸主との交渉は、お申込みをいただいてからのご相談となりますが、
まったく見込が無いような物件をご紹介するわけにはいかないので、
不動産業者は、物件をご紹介する前に管理会社(契約の窓口)に、その業種が打診してみます。
業種的に敬遠されやすい業種の場合は、「難しいと思います。」との返事が返ってきます。
「内見して、お客様がお気に召していただけたら、貸主に「相談は」してみます。」という場合があります。
貸主から承諾を得られるかどうか、わからないですが、努力はしてみます、というスタンスです。
「テーブルには乗る」という程度です。
居抜き店舗でも業種を確認しましょう。
以前は「飲食店」であったけど、今回は飲食以外の業種で募集してほしい、という場合もあります。
居抜き物件の場合は、今まで入居していたテナントの業種を踏襲する場合が多いですが、念のため出店可能な業種を確認しておいた方が良いと思います。
上の階が住居の建物で出店する場合
1階店舗の場合は、店舗の上の階が住居の場合は、貸主の許可が出るハードルが上がります。
また、上の階のお部屋がシングル向きの住居よりもファミリー向けのお部屋はさらにハードルが上がります。
シングル向けは昼間は留守のことが多いので、影響が少ないと考えられているようです。
こちらの店舗(フラメンコの教室)の場合、上階が住居なので、よく大丈夫でしたね、との問い合わせがよくあります。シングル向けのお部屋だったから?かな、と思います。
賃料と築年数との関係
店舗の賃料は、築年数は、ほとんど関係ないと思います、需要の多さの方が大きいと思います。
賃料設定は、貸主さんの思惑次第ですので、「安くてもいいから、早く決めたい」「使用勝手がきれいな業種なら少し安めでもよい」などの要素がある場合と思います。
店舗と駐車場確保
店舗でネックになるのが、駐車場の問題です。
駐車場が敷地内に確保できる物件は少ないです。
近隣の月極駐車場が潤沢にあればいいのですが、なかなかそうはいきません。
逆に駐車場の確保が可能であれば、逆算的に出店コンセプトを検討するのも一考かと思います。
道路幅が広い、交通量は少ないなどの、物件への面付けもポイントです。
「店舗は、物件ありき」
「店舗は、物件ありき」きなので、ご希望に添える物件がなかなか出てこない場合もあります。
物件が出たときに、迅速な判断が必要になりますので、
候補地は、まずは、下見されておいた方がいです。
地域の雰囲気も重要ですので、昼と夜と下見した方が良いです。

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