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風通しの良い家族をはぐくむユニークな間取
①リビングを通る間取
(この記事のブログ№3851)
玄関横の部屋の入口を塞ぎ、リビングを通らないと自分の部屋に入れないようにしています。家に帰ってすぐ自室にこもってしまうことへのたいさくとして、いかかでしょうか。
この間取りなら、トイレに行くにも、お風呂に入るにも、必ずリビングを通ることになります。もちろん、夜中にこっそり外出しようとしても至難の業。
また、リビングの延長線上に学習机を置けるスペースがあるのも、家族との適度な距離感や繋がりを感じさせます。
家の固定電話がほとんど使われなくなり、子どもの交友関係も見えにくくなった現代。
家族団らんは、こんな間取りの工夫から生まれるのかもしれませんね。
②行き来できる姉妹部屋
こちらのお部屋のもう一つの工夫は、南側5.3帖と北側4.3帖の部屋が行き来できるつくりになっていることです。
リビング側の入口とは別に、本来は壁になる部分を引き戸に変更し、両方の部屋を自由に行き来できるようになっています。仲の良い姉妹にはぴったりかもしれません。
もし、どこかで見たことのあるような昭和の仲良し姉妹がこの部屋に住んだら――。
どちらの部屋を使うかで、きっとひと騒動でしょう。お姉ちゃんは当然のように、広い南側5.3帖を選びます。
「お姉ちゃん、ずるい!」
妹は文句を言いながらも、
「アイドルのレコードを買ってくれるなら、我慢する!」
と、抜け目なく交渉してくるかもしれません。
ところがある日、妹がお姉ちゃんの大事なスターのポスターに落書きをしてしまったとしたら……。
「もう、あんたなんか大嫌い!入ってこないで!」
普段は優しいお姉ちゃんも大激怒。引き戸に鍵をかけてしまいます。
「なによ!落書きくらいで怒っちゃって!お姉ちゃんこそ入ってこないでよ!」
妹も負けじと、自分側から鍵をかけます。
しばらく静かな時間が流れます。
でも、一時間もすると、妹はだんだん落ち着かなくなってきます。
そっと鍵を開けて、引き戸を開けようとします。
……やっぱり開かない。
トントン。
「ねえ、お姉ちゃん、開けてよ。私が悪かったから。もうしないから……。」
そこへお母さんもやって来て、
「お姉ちゃん、許してあげなさい。反省しているみたいよ。」
カチャ。
引き戸が開く。
そんなことが、本当にあるのかもしれません。
③風通しの良い「家族」
風通しの良い「家族」
もちろん、この引き戸の本来の目的は、もっと実用的です。
団地は、南北の窓を開けると、本当に気持ちよく風が通り抜けます。この引き戸も、通風を良くするための工夫です。
風通しの良い住まい。
そして、風通しの良い家族。
そんな暮らしをご希望される方への間取り改修例でした。。
