「住まい探し」と「ペット」
(この記事のブログ№31)ペット飼育可能な賃貸物件は少ないのが現状です。猫の飼育可能なお部屋は、犬飼育可能なお部屋よりも少なく、犬飼育可能でも、そのほとんどが「室内小型犬一匹のみ」という条件になります。
改正動物保護法/ペットの住民票
改正動物保護法が、6月12日に成立しました。ペットの遺棄、及び虐待の防止策を強化されます。そして、マイクロチップを犬猫に埋め込むことが3年以内に施行、義務化されます。マイクロチップには、飼い主の情報を登録されており、迷子などに期待されています。
ちなみに、犬猫の販売できる時期を生後8週以降とする56日規制や、動物虐待罪の5年以下懲役とする厳罰化も盛り込まれました。
マイクロチップ装着は、動物愛護団体やペットショップ、獣医師など関連業界では賛否両論あったようですが、不動産業界にとっては、これは良いことだと思います。ペット相談可能なお部屋は、ペットも入居者様になるわけです。
識別番号が正確で確実に分かる事は、正当な所有者のペットであることの証明になり、いわゆる「本人確認」ができるわけです。識別番号は、いわばペットの住民票ともいえるのではないでしょうか。
「ペット可」という表示
私の経験上で、恐縮ですが、賃貸住宅の場合、ペット飼育可能な物件のみ「ペット可」と表示されていることが一般的です。「ペット可」と表示されていない物件が、ペット相談可能になることは、基本的には無い?と思います。
ワンちゃん?ネコちゃん?
「ペット相談」のお客様には、いろいろな方がいらっしゃいます。そもそもまた、ペットの種類は、ワンちゃんですか?ネコちゃんですか?「ワンちゃん」のみOKのお部屋もあれば、「ネコちゃん」のみOKのお部屋もあります。貸主さんにしてみれば、「ワンちゃん」は鳴き声が、「ネコちゃん」は、引っ掻くことを気にして、ペットの種類で制限を設けているみたいです。「ワンちゃん」も「ネコちゃん」もOK、というお部屋もありますが、数少ないです。また、「ワンちゃん」OKのお部屋よりも、「ネコちゃん」OKのお部屋は少ないように思います。ペットの種類は、ワンちゃんでしたら大きさが重要になります。小型犬、中型犬、大型犬・・大きくなるにつれて、ペット相談可能なお部屋の数は、少なくなり、ハードルは高くなります。以前は、外犬(庭先などで飼育する)のみ相談可能、という物件(賃貸戸建)もありましたが、最近は少ないように思います。やはり、貸主さんが、犬の鳴き声に関してご近所に対して配慮されるのでしょうか・・。
ニャンちゃんの場合はどう?
ニャンちゃんの場合は、体長のサイズ・大きさが云々と言う事はないですけど、
複数匹飼育ご希望は、ハードルが高いです。(ワンちゃんでも、ニャンちゃんでも 複数匹飼育は、ハードルが高いことにはかわりありませんが・・。)また、ニャンちゃんの場合は、いわゆる「うち猫」(室内飼育)での飼育を限定されること多いです。
この記事とは関係ないですが、個人的には、外で気ままに過ごしている猫を見るのが好きです。
ペット可住居のお問い合わせ。
「ペット相談」に移行した賃貸マンションは、散見しますが、やはり、まだまだ少ないので、出物は見逃さないことが大切です。該当するお部屋が出たら、すぐお知らせできるよう、ご希望の内容をお知らせいただけると、とても助かります。
【ペット相談のお問合せの例】
こんな感じでお問合せくださいね!
①現在、〇型犬1匹飼育中。一緒に引越しなので、ペット可必須条件です。
②猫飼育中ですが、どうしても物件がなければ親元に預かってもらうので、
もし、ペット相談可能であればうれしいです。
③将来的に猫(犬)飼いたいので、できればペット相談可能なお部屋が良い。
※ワンちゃんならば大きさ、ワンちゃんでもニャンちゃんでも、1匹か複数匹か?教えてください。また、ペット飼育の場合、賃貸条件は、
①敷金1か月積増(礼金の場合もあります)1か月積増となることがほとんどです。
②共益費が数千円値上がりすることがあります。
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