「住宅ローンが思ったほど減っていない…」
~“ゆでガエル世代”の自宅売却の悩み~
(この記事のブログ№4196-11114)
コロナ禍以降、「住宅ローンの返済が苦しい」という話題が注目されるようになりました。
しかし、住宅ローンの悩みは以前から常に存在していました。
特に近年増えているのが、50代後半から60代前半の方々による、
子供が独立した
夫婦二人の住まいへ住み替えたい
老後を見据えてダウンサイジングしたい
という理由での自宅売却相談です。
ところが、実際に住宅ローンの残高を確認してみると、
「思ったよりローンが減っていない…」
というケースが少なくありません。
なぜローンが残っているのか?
1957年~1966年生まれの世代は、最近では「ゆでガエル世代」と呼ばれることがあるそうです。
高度経済成長期やバブル時代を経験し、
不動産は値上がりするもの
景気はいずれ良くなるもの
頑張れば何とかなるもの
という感覚を自然と持っている世代でもあります。
この世代が住宅を購入した当時は、
不動産価格が高かった
住宅ローン金利も今より高かった
という時代でした。
そのため、長年返済していても、現在の残債を見ると驚かれるケースがあります。
さらに、
ITバブル崩壊
リーマンショック
コロナ禍
などを経験しても、
「でも、何とかなるだろう」
と、問題を先送りしてしまいやすい傾向もあるのかもしれません。
実は私自身も、この世代ど真ん中なので耳が痛い話です。
大切なのは「現実を見ること」
住宅ローンや住み替えの問題で大切なのは、まず現状を把握することです。
ポイントは3つあります。
① 現在の相場を知る
まずは、自宅が今いくらくらいで売れる可能性があるのかを確認することです。
② 客観的に状況を見る
売る・売らないは別として、第三者に査定を依頼してみることも大切です。
自分だけで考えていると、どうしても判断が曖昧になります。
③ 先送りしない
問題は、小さいうちの方が対処しやすいことが多いです。
売却する
賃貸に出す
住み続ける
買い替える
など、選択肢を早めに整理することで、将来の負担を軽くできる可能性があります。
「査定したら営業されそう…」という不安について
ここまで読んで、
「一度相場を調べてみようかな」
と思われた方もいるかもしれません。
その一方で、
しつこく営業されそう
安く買い叩かれそう
査定額を見るのが怖い
という不安もあると思います。
ですが、ご安心ください。
弊社では、「売却を急がせる査定」ではなく、
“今の相場を知っていただくこと”
を大切にしています。
近隣エリアの、
最近の成約事例
現在販売中の物件資料
相場一覧表
などをお渡しし、状況整理のお手伝いをいたします。
売るかどうかは、その後ゆっくり考えていただければ大丈夫です。
もうひと踏ん張りの世代
「ゆでガエル世代」と揶揄されることもありますが、この世代には強みもあります。
アナログもデジタルも経験している
景気の良い時代も悪い時代も知っている
根性論も合理性も、ある程度わかる
変化の大きい時代を何度も乗り越えてきた世代です。
今は、
人生100年時代
働き方改革
多様な生き方
など、昔には想像もしなかった時代になりました。
だからこそ、住まいについても、
「昔の常識」
だけではなく、
「これからの暮らし方」
に合わせて考える時期なのかもしれません。
まずは、
ローン残高を確認する
今の相場を知る
将来の選択肢を整理する
そこから始めてみてはいかがでしょうか。
もうひと踏ん張りですね。

クーパーズ不動産代表の稲吉靖彦(いなよし やすひこ)と申します。 たまプラーザに住み始めて30年以上、妻は40年以上、この街で暮らしています。娘も地元で育ちました。 2004年にクーパーズ不動産を開業し、以来、たまプラーザ・あざみ野を中心に、不動産の売買・賃貸・管理のお手伝いをしています。 夫婦二人で営む小さな不動産会社ですが、「大手にはできない細やかな対応」を心掛けています。 ■ なぜ地元で続けているのか 私はこの街が好きです。 駅前の便利さと、少し歩けば残る緑やゆとりのある街並み。 長く住んでいるうちに友人や知人も増えました。 クロス職人さん、畳屋さん、設計士さん、医師、弁護士さん、車屋さんなど、色々な分野の方とお知り合いになりました。 不動産の仕事は物件を紹介するだけではありません。 「この街で暮らす」ということをお手伝いする仕事だと思っています。 地元で暮らしているからこそ分かる情報や、長年培った人とのつながりを、お客様のお役に立てるよう心掛けています。 ■ 少し遠回りした人生です 大学卒業後は船会社に勤務し、経理や人事、採算管理などの仕事をしていました。 その後、一度会社を辞めました。 今風に言えば「リフレッシュ期間」ですが、当時はそんな格好良い言葉もなく、約2年間の充電期間です。 旅行をしたり、本を読んだり、将来について考えたり。 今振り返ると、その時間があったからこそ現在の自分があるような気がします。 その後、不動産業界に入り、オフィスビルの賃貸仲介、ビル・マンションの管理業務などを経験し、2004年に独立しました。 ■ 趣味はギターとDIY ギターを弾くことが好きです。 特に演奏だけでなく、弦高を調整したり、ネックの状態を見たり、少しずつ手を加えて弾きやすくする作業も好きです。 DIYも好きで、「どうすればもっと良くなるだろう」と考えながら工夫する時間を楽しんでいます。 不動産の仕事もどこか似ていて、「どうしたらこの物件の魅力が伝わるか」「どうしたら住みやすくなるか」を考えるのが好きなのかもしれません。 ■ 好きな食べ物 ラーメン、カレーライス、枝豆、モツ煮、そしてビール。 見事にプリン体が多いものばかりです。 おかげさまで少々痛風気味ですが、健康には気を付けながら楽しんでいます。 ■ 最後に 不動産会社は少し入りづらいと思われることがあります。 だからこそ、「相談しやすい街の不動産屋」でありたいと思っています。 売買でも賃貸でも、住み替えでも相続でも、「ちょっと聞いてみようかな」という段階からお気軽にご相談ください。 地元で暮らす一人として、できる限りお役に立てれば幸いです。