住まい選びもギター選びも、"自分に合う"が一番。
ホーリー HOLLY エレキギター
一見「短所」でも、それが魅力になる。住まい探しとギターに共通すること
(この記事のブログ№145)
オークションで落札したギターが、昨日届きました。
自分へのご褒美、いわば「自分へのお年玉」です。
落札金額は、小学生のお年玉よりも安かったと思います(笑)。
最初は、しばらくそのまま壁に吊るして眺めて楽しもうと思っていたのですが、ちょこちょこと触ってみると、これが思いのほか良いんです。
何がいいって、ネックが太い!
一般的には「ネックは細いほうが弾きやすい」と言われます。
確かにその通りかもしれません。でも私は昔から、太めのネックが意外と好きなんです。
細くてスマートなものよりも、少し無骨で存在感のあるものに惹かれます。ギターも同じで、この太くて無骨なネックを握ると、何とも言えない安心感があります。
「無骨」というと、あまり良い意味では使われないこともありますが、私はこの無骨さが好きなんです。
まさに「蓼食う虫も好き好き」。
そういえば、私の祖母は生前、
「鮭は身より皮のほうが美味しい」
とよく言っていました。
子どもの頃は「変わっているなぁ」と思っていましたが、今になって考えると、皮にはコラーゲンも豊富ですし、祖母なりに何となく分かっていたのかもしれません。
人の好みというものは、本当にそれぞれですね。
これは住まい探しでも同じです。
一般的には「2階の部屋のほうが人気」と言われますが、小さなお子さんがいるご家庭では、階下への生活音を気にしなくて済む1階を希望される方も少なくありません。
つまり、一見すると短所に思えることでも、人によっては大きな長所になることがあります。
実際、昨年末にご案内したお部屋は、階数は1階なのに、道路との高低差のおかげで実質的には2階くらいの高さがありました。
お客様も、
「へぇ~、こんなお部屋もあるんですね。」
と驚かれていました。
坂の多いこのエリアだからこそ実現できる、ちょっと珍しい住まいです。
さて、話をギターに戻します。
今回手に入れたのは、**HOLLY(ホーリー)**というブランドのギター。1980年前後のモデルです。
当時の二光通販で販売されていた超・格安ブランドだったと記憶しています。ブランド名も、1970年代前半は「トーマス」、中頃から後半は「トムソン」、そして80年前後には「HOLLY」と変わっていったように思います。
当時の評価は、正直あまり高くありませんでした。
木材は積層材(ベニヤ)を多用した廉価な作りで、何より弦高が驚くほど高い個体が多かったんです。
中には「これ、本当に演奏するためのギター?」と思うほど弦高が高いものもありました。
私の勝手な想像ですが、「弦がビビる」というクレームを避けるために、最初から高めに調整して出荷していたのではないかと思っています。
もちろん真相は分かりません。
でも今は、そんな古いギターを自分で少しずつ調整し、本来の良さを引き出していくことも楽しみの一つです。
ネックが太いこと、無骨なこと、そしてブランドの評価が決して高くなかったこと。
一般的にはマイナスに見られがちなことでも、実際に触れてみると「これがいいんだよなぁ」と思えることがあります。
住まいもギターも、先入観だけでは分からない魅力があるものですね。

クーパーズ不動産代表の稲吉靖彦(いなよし やすひこ)と申します。 たまプラーザに住み始めて30年以上、妻は40年以上、この街で暮らしています。娘も地元で育ちました。 2004年にクーパーズ不動産を開業し、以来、たまプラーザ・あざみ野を中心に、不動産の売買・賃貸・管理のお手伝いをしています。 夫婦二人で営む小さな不動産会社ですが、「大手にはできない細やかな対応」を心掛けています。 ■ なぜ地元で続けているのか 私はこの街が好きです。 駅前の便利さと、少し歩けば残る緑やゆとりのある街並み。 長く住んでいるうちに友人や知人も増えました。 クロス職人さん、畳屋さん、設計士さん、医師、弁護士さん、車屋さんなど、色々な分野の方とお知り合いになりました。 不動産の仕事は物件を紹介するだけではありません。 「この街で暮らす」ということをお手伝いする仕事だと思っています。 地元で暮らしているからこそ分かる情報や、長年培った人とのつながりを、お客様のお役に立てるよう心掛けています。 ■ 少し遠回りした人生です 大学卒業後は船会社に勤務し、経理や人事、採算管理などの仕事をしていました。 その後、一度会社を辞めました。 今風に言えば「リフレッシュ期間」ですが、当時はそんな格好良い言葉もなく、約2年間の充電期間です。 旅行をしたり、本を読んだり、将来について考えたり。 今振り返ると、その時間があったからこそ現在の自分があるような気がします。 その後、不動産業界に入り、オフィスビルの賃貸仲介、ビル・マンションの管理業務などを経験し、2004年に独立しました。 ■ 趣味はギターとDIY ギターを弾くことが好きです。 特に演奏だけでなく、弦高を調整したり、ネックの状態を見たり、少しずつ手を加えて弾きやすくする作業も好きです。 DIYも好きで、「どうすればもっと良くなるだろう」と考えながら工夫する時間を楽しんでいます。 不動産の仕事もどこか似ていて、「どうしたらこの物件の魅力が伝わるか」「どうしたら住みやすくなるか」を考えるのが好きなのかもしれません。 ■ 好きな食べ物 ラーメン、カレーライス、枝豆、モツ煮、そしてビール。 見事にプリン体が多いものばかりです。 おかげさまで少々痛風気味ですが、健康には気を付けながら楽しんでいます。 ■ 最後に 不動産会社は少し入りづらいと思われることがあります。 だからこそ、「相談しやすい街の不動産屋」でありたいと思っています。 売買でも賃貸でも、住み替えでも相続でも、「ちょっと聞いてみようかな」という段階からお気軽にご相談ください。 地元で暮らす一人として、できる限りお役に立てれば幸いです。