「住まい探し」と「腕の良い歯医者さん」
(ブログ№3989)先日、お客様とこんな会話がありました。
「この物件の周辺には病院やクリニックがたくさんありますので、いざという時も安心ですよ」
そうお伝えしたところ、お客様からこんなお言葉が返ってきました。
「でも、物件の隣に病院があってもヤブ医者だったら意味がないですよね。本当に腕の良いお医者さんを教えてください。」
思わず「その通りだな」とうなってしまいました。
病院の数が多いことと、信頼できるお医者さんに出会えることは別の話です。
そしてその言葉を聞いて、数年前に私自身が経験した歯痛の出来事を思い出しました。
結果から申し上げると、複数の歯科医院で「抜歯しかない」と言われた歯を、別の歯科医院で治療していただき、抜かずに済んだという体験です。
今日は、その時のお話を書いてみたいと思います。
昔の虫歯が悪さしている
1月12日(金曜日)なんか左ほほが痛い。
1月14日(土曜日)奥場から痛みが来てるようだ。
1月16日(火曜日)疲労から来たのか、最初は疼いていた奥歯がだんだん痛くなって、
いつも通っているA歯科に行きました。昔の虫歯が悪さしているみたいです。根っこの方が悪いとのこと、被せ物をし外したら、圧が抜けて神経の圧迫な軽くなり痛みは和らぎました。
「抜かなきゃだめだね・・」と言われて。
1月18日(木曜日)数回通院して、根の治療を行いましたが、結局「抜かなきゃだめだね・・」とのこと。「えっ-、ついに歯を失うのか・・抜かなきゃダメみたい、トホホだよ・・。」
1月24日(水曜日)やっぱり抜歯するのが怖いので、もう一回、ダメもとで根の治療を再開してもらいました。
2月7日(火曜日)数回、根の治療に通院して一応、蓋(被せ物)をしました。
セカンドオピニョンを求めて
2月8日(水曜日)
どうしても抜歯を諦めきれず、友人に紹介してもらったB歯科を受診しました。
ところが、先生から返ってきた言葉は、
「A歯科で抜歯が必要と言われたのであれば、うちでも難しいですね」
というものでした。
やはり抜歯しかないのか……。
そんな思いが頭をよぎりました。
それでも諦めきれず、痛み止めで何とかしのぎながら、今度は3件目となるC歯科へ向かいました。
しかし、そこでも詳しく診てもらう前から、
「たぶん抜かなきゃダメでしょうね」
という診断でした。
2件続けて同じような話を聞かされると、さすがに気持ちも沈みます。
「やっぱり、この歯を残すのは無理なのだろうか……。」
そんな不安がどんどん大きくなっていきました。
ついに「抜歯しかないか・・」
2月9日(木曜日)
痛みは日に日に強くなり、ついにはズキズキどころかガンガンと響くようになってきました。
「やはりA歯科の診断の通り、抜歯するしかないのだろうか…」
そう思いながらも、当日は休診日だったため、市販の痛み止めで何とかしのぎました。
2月10日(金曜日)
A歯科で被せ物を外し、綿を詰めてもらいました。しかし、
「もう被せ物ができる状態の歯ではない」
とのこと。
「では、どうすればいいのだろう…」
途方に暮れたのを覚えています。
2月11日(土曜日)
仕事が非常に忙しく、何とか痛み止めでごまかしながら一日を乗り切りました。
しかし痛みは限界に近づいていました。
「もう明日は抜いてもらおう」
ついにそう決心しました。
2月12日(日曜日)
A歯科に電話をしたところ、予約の空きがなくて当日の抜歯は難しいとのことでした。
そこで、日曜日でも診療している歯科医院を探し、電車で1時間ほどのD歯科を受診しました。
設備は整っていいて、A歯科にはなかったCT検査の結果、「歯の根に大きなのう胞は見当たらない」とのことでした。
もしかしたら、まだ歯を残せる可能性があるのではないか――。
「のう胞はない」という、微かな希望を胸に、痛み止めをもらって帰宅しました。
まだ歯科医療の先端医療がある!
まだ方法はあるかもしれない!
帰宅後も歯の痛みはどんどん強くなり、痛みに耐えながらネットで徹底的に調べました。
すると、一般的な治療では抜歯が必要と判断されるケースでも、高度な根管治療によって歯を残せる可能性があることを知りました。
もちろん、場合によっては健康保険が適用されない治療もあります。しかし、歯を失ってしまえば、その後の治療や費用も必要になります。それなら、できる限りのことを試してみようと思いました。
そこで、専門的な治療に必要とされる設備を備えた歯科医院を神奈川県と東京都で片っ端から調べ、ホームページも一つひとつ確認しました。
そして一晩かけて探し続けた結果、ついに「ここだ!」と思える歯科医院を発見したのです。
しかも驚いたことに、自宅からそれほど遠くない場所でした。
「こんな名医が近くにいたとは!」
痛みで眠れない夜でしたが、その瞬間だけは希望が見えた気がしました。
私はすぐに翌日の診察予約を入れました。
受付のお姉さんが天使に見えた!
2月13日(月曜日)、朝一番でその歯科医院を訪ねました。
受付で事情を説明すると、
「予約がいっぱいなのですが、痛みもかなりお辛そうですので、何とか時間を調整して診させていただきます。2時間ほどお待ちいただくかもしれませんが、大丈夫ですか?」
と言ってくださいました。
私は即答しました。
「もちろんです!何時間でも待ちますので、よろしくお願いします!」
数日間、激しい歯痛に悩まされ、藁にもすがる思いでたどり着いた歯科医院です。
診てもらえるだけでも本当にありがたい。
その時の受付の方は、私には天使のように見えました。
根本的な治療は3回!
根本的な治療は3回とのことでした。
その後、治療後の経過確認のために2回通院し、問題の歯に対する直接的な治療は合計3回で完了しました。
さらに新しい詰め物を装着した後も、噛み合わせの調整や経過観察を丁寧に行っていただきました。
そして何よりうれしかったのは、あれほど「抜歯しかない」と言われていた歯を抜かずに済んだことです。
しかも治療には健康保険が適用され、大変助かりました。
以来、我が家ではその歯科医院を「ホームドクター」として頼りにしています。
定期検診も欠かさず受けていますが、そのたびに「この先生に出会えて本当に良かった」と感じています。
住まい探しも歯科治療も、信頼できる専門家との出会いが大切だと実感した出来事でした。
その後は経過観察や定期検診のために通院を続けていますが、診てもらうたびに、
「この先生に出会えて本当に良かったなあ」
と思います。
あまりにも感謝しているので、一時期は本気で
「この歯科医院の隣に引っ越そうかな」
「この歯科医院の隣に売り物件はないだろうか」
「もし隣の家が売りに出たら真剣に検討するかもしれません」
と思ったほどです(笑)。
もちろん実際には引っ越していませんが、それくらい信頼できる先生に出会えたということです。
専門家選びは住まい探しも同じです
今回の経験を通じて強く感じたのは、「専門家なら誰でも同じではない」ということでした。
複数の歯科医院で抜歯と言われた歯が、別の先生の診断と治療によって残すことができました。
もちろん、すべてのケースが同じ結果になるわけではありません。
しかし、専門家によって知識や経験、考え方に違いがあることを身をもって実感しました。
これは不動産も同じだと思います。
同じ物件でも担当者によって見方や提案は変わりますし、結果も変わることがあります。
自分にそのスキルがなければ、必要に応じて信頼できる専門家をご紹介できるような、
そんな不動産会社であり続けたいと思っています。
お医者様をご紹介させいただいたた「お客様のO様」からのお言葉
お部屋をご紹介させていただいたお客様のO様がご来店くださり、おすすめの歯科医院をお問い合わせいただいたので、このブログをご紹介して医院のお名前をお知らせさせていただきました。以下お客様のO様からいただいたお言葉です。お役に立てて、私もとてもうれしいです!
『昨日早速、院長先生に診ていただきました。ご紹介者として稲吉社長の名前を挙げさせていただきました。歯を抜くことになるのでは。。。と心配していたのですが、問題はあったものの、きれいに処置したいただき、抜かずにすみました!夫も診ていただき、歯の手入れが良くないと、注意されましたが、(私も日ごろから注意しているのですが。。。。)幸い酷い状態にはまだなっていなかったようです。私は来週、夫は来月にまた診ていただくことになりました。院長先生はアメリカで研究したこともあるようなこと仰っておられました。そのためか、米国在住の知人もいらっしゃるようで、いろいろとお話しできて、緊張した中でも先生のお人柄もあり心地よく治療を受けることができました。これも、稲吉社長にご紹介いただけたお陰です。本当にありがとうございました。』

クーパーズ不動産代表の稲吉靖彦(いなよし やすひこ)と申します。 たまプラーザに住み始めて30年以上、妻は40年以上、この街で暮らしています。娘も地元で育ちました。 2004年にクーパーズ不動産を開業し、以来、たまプラーザ・あざみ野を中心に、不動産の売買・賃貸・管理のお手伝いをしています。 夫婦二人で営む小さな不動産会社ですが、「大手にはできない細やかな対応」を心掛けています。 ■ なぜ地元で続けているのか 私はこの街が好きです。 駅前の便利さと、少し歩けば残る緑やゆとりのある街並み。 長く住んでいるうちに友人や知人も増えました。 クロス職人さん、畳屋さん、設計士さん、医師、弁護士さん、車屋さんなど、色々な分野の方とお知り合いになりました。 不動産の仕事は物件を紹介するだけではありません。 「この街で暮らす」ということをお手伝いする仕事だと思っています。 地元で暮らしているからこそ分かる情報や、長年培った人とのつながりを、お客様のお役に立てるよう心掛けています。 ■ 少し遠回りした人生です 大学卒業後は船会社に勤務し、経理や人事、採算管理などの仕事をしていました。 その後、一度会社を辞めました。 今風に言えば「リフレッシュ期間」ですが、当時はそんな格好良い言葉もなく、約2年間の充電期間です。 旅行をしたり、本を読んだり、将来について考えたり。 今振り返ると、その時間があったからこそ現在の自分があるような気がします。 その後、不動産業界に入り、オフィスビルの賃貸仲介、ビル・マンションの管理業務などを経験し、2004年に独立しました。 ■ 趣味はギターとDIY ギターを弾くことが好きです。 特に演奏だけでなく、弦高を調整したり、ネックの状態を見たり、少しずつ手を加えて弾きやすくする作業も好きです。 DIYも好きで、「どうすればもっと良くなるだろう」と考えながら工夫する時間を楽しんでいます。 不動産の仕事もどこか似ていて、「どうしたらこの物件の魅力が伝わるか」「どうしたら住みやすくなるか」を考えるのが好きなのかもしれません。 ■ 好きな食べ物 ラーメン、カレーライス、枝豆、モツ煮、そしてビール。 見事にプリン体が多いものばかりです。 おかげさまで少々痛風気味ですが、健康には気を付けながら楽しんでいます。 ■ 最後に 不動産会社は少し入りづらいと思われることがあります。 だからこそ、「相談しやすい街の不動産屋」でありたいと思っています。 売買でも賃貸でも、住み替えでも相続でも、「ちょっと聞いてみようかな」という段階からお気軽にご相談ください。 地元で暮らす一人として、できる限りお役に立てれば幸いです。